東京オリンピックの聖火が20日午前、宮城県東松島市の航空自衛隊松島基地に到着しました。強風が吹き荒れる中、歓迎の式典が開かれました。上野比呂企アナウンサー「ギリシャから聖火を運ぶ特別輸送機が航空自衛隊松島基地に今、到着しました。56年ぶりに日本へ夏季オリンピックの聖火が到着しました」特別輸送機は当初、午前11時ごろに着陸する予定でしたが、強風が予想されたため、急きょ1時間半前倒しされ、午前9時半すぎに到着しました。セレモニーは東北新幹線のダイヤが乱れ、大臣の到着が遅れたため、20分遅れの午前11時20分から始まり、オリンピック3連覇の柔道の野村忠宏さんとレスリングの吉田沙保里さんが聖火を受け取りました。そして、この後、トーチに移し替え聖火皿に点火されました。松島基地所属のアクロバットチーム「ブルーインパルス」はカラースモークを使って五輪マークを描こうとしましたが、強風にかき消されて奇麗な輪を結ぶことはできませんでした。その後、姿を現した6機がカラースモークをたなびかせて会場上空を通過すると、大きな拍手が贈られました。セレモニーには地元の小学生も招待される予定でしたが、新型コロナウイルスの影響で、参加者を大幅に減らして行われました。
KHB東日本放送
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