沖縄県内の高校のトップを切って浦添市の昭和薬科大学付属高校（諸見里明校長）で６日、卒業式があった。４５期生１９３人が保護者や教員らに見守られ、思い出いっぱいの学びやを巣立った。
学級代表で卒業証書を受け取る卒業生＝６日、浦添市沢岻・昭和薬科大付属高校（下地広也撮影）
新型コロナウイルス対策で、式では卒業生全員でなく学級代表の５人が卒業証書を受け取った。卒業生１人につき保護者１人と会場の人数を制限。会場に入れない保護者は教室からリモートで式典を見守った。
卒業生代表の松本美空さんは中高の学校生活を振り返り、支えてくれた家族や先生、励まし合った同級生に「６年間、最高に楽しかったです。ありがとう」と涙ぐんで感謝した。
在校生代表で生徒会長の福岡輝力さんは「いつも頼りになり輝いている先輩方に、憧れと感謝の気持ちでいっぱいです」と語った。諸見里校長は「卒業後もチャレンジ精神を忘れずにどんな困難も乗り越えてほしい」と激励した。
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