
社長と役員はいずれも国の検査業務を代行する「みなし公務員」で、岡山県警交通指導課と岡山西署は近く、2人を加重収賄の疑いで書類送検する。
これまでの県警の調べに対し、社長は約20年前から収賄を重ねていたことを認めており「うまみを覚え、深みにはまった」などと供述。県警は、同社が違法に改造した乗用車やオートバイの車検を複数の仲介業者らから請け負い、適切な検査をせずに車検を通す見返りとして現金を受け取っていたとみて、慎重に実態解明を進めている。
捜査関係者らによると、マルワ自動車が受け取っていた賄賂は車検1台当たり2万円程度とみられる。県警は今回、2019年以降の数件について立件するもようだ。
県警はまた、贈賄側の岡山市、中古車販売業の男性社員ら数人についても書類送検する方針。社員らは車両の所有者から現金を受け取り、マルワ自動車への依頼金を差し引いた数万円を得ていたという。
マルワ自動車の社長と役員は、車両を点検整備したとする虚偽情報を車検場が利用する電子システムに登録、中国運輸局岡山運輸支局に車検証を更新させたなどとして昨年11、12月に逮捕、再逮捕された。
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