ある男性が、ＳＮＳで知り合った海外に住むという女とやりとりしていたところ、女から「夫の遺産が入った荷物を日本に送りました。私はがんで入院し余命がわずかなので、荷物を受け取って慈善団体に寄付してほしい」というメッセージが届きました。
気の毒に思い、依頼を引き受けることにした男性。
荷物を待っていると、今度は税関の担当者を名乗る人物から連絡があり、「荷物が差し押さえられた。受け取るには輸送費や解放金が必要だ」として現金を要求されます。
話を信じた男性は、言われるままに現金を用意。
あわせて５００万円をだまし取られてしまいました。
皆さんへのお願いです。
「税関をかたる詐欺に注意！」。
最近、ＳＮＳで見ず知らずの海外の人物がコンタクトをとってくるケースが増えています。
これに応じて親しくなると、荷物の受け取りを依頼されたうえ、税関を名乗る人物から現金を要求されるおそれがあるんです。
東京税関によりますと、こうした被害に関する相談は急増していて、去年６月以降、あわせて１５０件余りに上っているということです。
税関が個人に対し、電話やメールで現金を要求することは絶対にありません。
少しでも不審に思ったら連絡をとるのをやめ、税関や警察などに相談してください。
からの記事と詳細 ( 私はだまされないＮｏ１３５５｜NHK 首都圏のニュース - NHK NEWS WEB )
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