“楽天グループ”が接種会場設営の中心に「ノエビアスタジアム神戸」で大規模接種開始
更新:2021/05/31 18:20
5月31日、神戸市では市内2か所目の大規模接種会場で新型コロナウイルスワクチンの接種が始まりました。
31日朝、高齢者を乗せた大型バスがJリーグ・ヴィッセル神戸の本拠地「ノエビアスタジアム神戸」に到着しました。神戸市では2か所目となる大規模接種会場です。31日に運用が始まり、約1000人の高齢者に接種を行いました。
(接種を受けた人)
「すごく広いところでいいところだなと思いました。2回目の接種を受ければ安心だと思っています」
会場には全国でも珍しい工夫が施されています。これまで医師の確保の“壁”となっていた地理的な制約をなくそうと、リモートシステムを使った「オンライン予診」を導入しています。
工夫の背景にはオール神戸での協力体制があります。高齢者への接種スピードを加速させたい神戸市は地元の企業や大学などに協力を依頼。産・学・官で準備を進めてきたのです。会場の設営の中心を担ったのは“楽天グループ”。会場の通気性や接種業務に必要な明るさを確保するために専用の照明を取り付けたり壁を取り壊したりするなどして体制づくりにあたりました。
(楽天グループ・接種会場全体統括 幅屋太さん)
「着手からわずか2週間というすさまじいスピードで全力で準備してまいりました。産官学の連携モデルとしてモデルケースとなるように、全力で民間企業として取り組んでいきたいです」
一方、和歌山県海南市では、新型コロナウイルス患者の治療にあたる医療従事者たちに感謝の気持ちを届けようと、レストランのシェフらが握った紀州南高梅などを入れた特製おにぎり300個が地元の病院へ届けられました。
(おにぎりを食べた医療従事者)
「おいしいです。全然違います。お米が違うというか、『握ってくれているんだな』と。やっぱり愛情が感じられるような」
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