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Friday, May 21, 2021

感染防止へ 人との接触減らす新サービスが次々に|NHK 北海道のニュース - nhk.or.jp

新型コロナウイルスの感染が広がり、緊急事態宣言が出される中、人との接触を減らし感染を防ごうというサービスが始まっています。

札幌市厚別区の調剤薬局「ナカジマ薬局ひばりが丘店」では、今月17日から薬を無人のロッカーで受け取ることができるサービスが始まりました。
薬剤師は、オンラインを結んで患者に薬を服用する際の指導をしたあと、処方した薬を薬局入り口にある宅配便のロッカーに入れます。
患者は、処方されてから3日以内午前8時半から深夜0時まで、薬局からスマートフォンに発行されたバーコードでロッカーのカギを開け、人に接触せずに薬を受け取ることができるという仕組みです。
この薬局ではこれまでは薬の郵送も行っていましたが、ロッカーを使うことで送料がかからず、早く受け取ることができるメリットもあります。
ナカジマ薬局ひばりが丘店の石尾有司店長は「患者さんは誰もいない時間帯に1人で取りに来ることができるので好評です。個別のニーズに合わせて利用していただきたいです」と話していました。
この薬局では、今後ほかの店舗での導入も検討しているということです。

ドラッグストア大手の「ツルハ」は、フードデリバリーを手がける「ウォルト」と連携して21日から、日用品を指定された場所に届ける新たなサービスを始めました。
注文できる商品は、せっけんや洗剤、歯ブラシなどおよそ160品目で、1度の注文で2000円以上の購入が条件です。
注文はウォルトが提供しているスマートフォンのアプリを使い、商品を選択したあと、届け先の住所を入力する仕組みです。
サービスを利用できるのは札幌市と函館市、それに旭川市の一部の地域で、対象エリアであれば注文してから30分程度で商品が届くということです。
また受け取りは、玄関先など指定した場所に置いて引き渡すいわゆる「置き配」にも対応しています。
ツルハでは今後、配達するエリアを順次拡大するほか、対象となる商品も増やし、将来的には市販薬の配達も目指すとしています。
宅配サービスを始めた札幌市北区の「ツルハドラッグ北24条西店」の三浦雅隆店長は「感染拡大が続く中、人と接触せずに買い物をしたいというニーズが高まっている。外出しなくても商品を購入できるので、気軽に利用してほしい」と話していました。
この宅配サービス、現在、行っているのは札幌市の5店舗と、旭川市と函館市のそれぞれ1店舗で、配達できるエリアは、それぞれの店舗の半径4キロの範囲です。
配達料は6月3日までは無料ですが、それ以降は、距離に応じて99円から最大で299円必要になります。

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