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Saturday, July 24, 2021

525人に聞いた!「年金を受け取る時期」は早める?遅らせる? - ニュース・コラム - Y!ファイナンス - Yahoo!ファイナンス

◆繰下げ受給の意思が最も高いのは55~59歳

まずは年金受給の開始について、聞いた結果が以下になります。

調査結果によると、30~34歳を除いては、年齢が高くなるほど繰下げ受給を考えている割合が高くなり、55~59歳の方の4人に1人が繰下げ受給を考えているという結果になりました。

この結果に対して、All Aboutのマネーガイド、坂口猛さんにコメントをいただいています。

「まず、年金の繰上げや繰下げ支給について、考えていない方や考えたことがない方、そして制度を知らない方の割合は、全体として約78%いらっしゃいました。

繰り上げるか、繰り下げるか、の判断については、『将来いくら年金がもらえそうか』であったり、『将来の生活費に占める受け取る年金の割合』など、『将来の収支計画』を立ててみないと判断しがたいと思います。『定年後の収支計画を立てたことがあるか』をとったアンケートで、計画を立てたことがあると答えた方が少なかったという点からもこの結果は理解ができます。

一方で、繰上げを考えている人が全体で約9%、繰下げを考えている人は、全体で約13%となっています。55歳以上で繰上げを考えている方は、約17%、繰下げを考えている方が25%となっており、全体平均よりも、数値が高くなっています。これは、年金の受給時期が近くなってきているため、より、年金についての意識が高まっていると言えるのではないでしょうか。

繰上げをしてしまうと、将来的にずっと減額された年金額になってしまうことや寡婦年金や障害基礎年金、遺族年金や振替加算などにおけるデメリットもありますので注意が必要です。日本年金機構のHPにも『繰上げ請求の注意点』が掲載されておりますので確認してみてはいかがでしょうか」。

いかがでしたでしょうか。坂口さんは「大切なことは、まず、『将来の収支計画を立ててみること』だと思います」ともコメントをされていました。

まだ年金受給の時期について考えたことがないという方は、これを機に収支計画を立て、年金受給の時期を繰り上げたほうがよいのか、繰り下げたほうがよいのか考えてみてください。

参考記事:525人に聞いた、年金を受け取る時期は早める?遅らせる? 結果に対してFPの見解は(https://allabout.co.jp/gm/gc/488718/)

コメントをくれたのは……坂口 猛さん

企業内外におけるお金に関する実務経験30年を活かしたアドバイスには、説得力があり、実務的であると定評があるFPの1人。All Aboutのガイドやセミナー講師としても精力的に活動中。

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