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Saturday, July 31, 2021

生理用品の無償配布、野木町は受け取り0件 小山市3件、広報不足か|地域の話題,県内主要|下野新聞「SOON」ニュース|下野新聞 SOON(スーン) - 下野新聞

小山市の引き換えカード

小山市の引き換えカード

野木町の引き換えカード

野木町の引き換えカード

小山市の引き換えカード 野木町の引き換えカード

 栃木県の小山、野木両市町が生理用品の無償配布を開始して約1カ月がたった。7月26日現在で希望者が受け取った件数は小山市3件、野木町0件と、予想を下回る状況で推移している。新型コロナウイルス禍で生活が困窮した人を支援しようと始めた取り組み。両市町とも「需要はあるはず。広報不足が原因」と分析している。

 生理用品の無償配布は野木町は6月23日、小山市は同30日から始めた。周知は野木町は会員制交流サイト(SNS)や町ホームページ、広報紙で行っており、小山市はこれに加え同市のケーブルテレビやコミュニティーFMも使って情報発信している。

 受け取り希望者が少ない現状に両市町とも想定外の様子だが、「今後も必要な人に届けられるよう周知を徹底するほか、生活の相談なども併せて応じていきたい」と強調している。

 生理用品の配布場所は、小山市は市庁舎内の福祉課、人権・男女共同参画課など6窓口、野木町は丸林の町総合サポートセンター「ひまわり館」と友沼の町老人福祉センター「ホープ館」の2カ所。

 希望者は、それぞれの場所に設置された引き換えカードを職員に提示することで、氏名確認などもなく声を出さずに受け取ることができる。

 支援活動の継続のため、小山市は市福祉課、人権・男女共同参画課で生理用品の寄贈も募っている。

 (問)野木町健康福祉課0280・57・4172、小山市福祉課0285・22・9612、小山市人権・男女共同参画課0285・22・9296。

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