岡山放送
鮮度を保ち、生きたまま配送します。 JR西日本は、冬の味覚「ズワイガニ」を列車で運ぶサービスを12日から始めました。 (さんいん中央テレビ 竹下慧記者) 鳥取県境港市で、12日水揚げされたばかりの日本海の冬の味覚「松葉ガニ」と呼ばれる雄のズワイガニです。 JR米子駅から岡山行きの特急やくもに積み込まれます。岡山まで約2時間の道のりです。 (奥原怜奈記者) 「たった今山陰から松葉ガニを乗せた特急やくもが岡山駅に到着しました。」 12日から始まったJR西日本のこのサービス。新型コロナの影響で列車の利用客が減少する中、観光客の呼び込みにつなげようと、岡山や京都、鹿児島にあるデパートや店舗に運ぶものです。 「松葉ガニ」は、水揚げされたその日のうちに販売され、岡山駅構内の売店でもさっそく買い求める人の姿が見られました。 (購入した客は) 「生きたまま売っているのはなかなかない。」「どんどん定期的にやってほしい。」 (JR西日本ふるさとおこし本部 伊東暁部長) 「列車を使うと一般のトラックの輸送より早く着く。しっかりと生きのいいカニが並んでいる。ぜひ岡山の人にも食べてもらいたい。自信を持っておすすめできる。」 このサービスは、松葉ガニの漁が終わる2022年3月下旬まで続き、受注に応じて不定期で実施される予定です。
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