所得税の確定申告を行うと、本来支払うべき税額より多く収めた人や医療費を払った人などは、還付金を受け取ることができます。還付金はどのようにして、どのくらいの期間待てば受け取ることができるのかを解説します。 また、確定申告時期は、還付金詐欺に特に注意が必要です。実例を知って十分警戒しましょう。
還付金はどのようにして受け取るのか?
還付金の受け取り方には、以下の2つの方法があります。 1. 預貯金口座への振り込み 2. 最寄りのゆうちょ銀行の店舗、または郵便局へ出向いて受け取る 1. の口座振込は、指定した自分の口座へ自動入金されます。還付金を受け取れるのは、原則として、銀行、信用金庫、信用組合、労働金庫、農業協同組合、漁業協同組合、およびゆうちょ銀行の預貯金口座です。注意点は2つあります。 ■振込口座は申告者本人名義の口座のみ可能 店名、事務所名などの名義(屋号)が含まれる場合は入金できません。 ■インターネット専用銀行は、特定の銀行を除いて還付金の振り込みができない あらかじめ利用しているインターネット専用銀行に還付金受取可否を確認しておく必要があります。 現金で直接受け取りたい場合は、2のゆうちょ銀行の店舗または郵便局へ出向く必要があります。確定申告申請書の「還付される税金の受取場所」欄へ、指定するゆうちょ銀行の店舗や郵便局名を記入します。 申請書の提出後、国庫金送金通知書が送付されてきますので、その通知書と本人であることを証する身分証明書(運転免許証、国民健康保険証など)を持って、指定したゆうちょ銀行の店舗や郵便局窓口に取りに行きます。この場合は、指定先以外のゆうちょ銀行の店舗や郵便局では受け取ることができませんので、注意が必要です。
還付金はどのくらい待てば受け取ることができるのか?
確定申告申請書の記載内容や添付書類等の審査などを経て、還付金の支払い手続きに入るため、国税庁のホームページによれば、申請後おおむね1ヶ月から1ヶ月半程度の時間がかかります。ただし、自宅や税理士事務所からe-Tax(電子申告)で還付申告を提出した場合は、3週間程度で処理されますので、急いで受け取りたい場合はこちらの方法を検討するとよいでしょう。 また、還付金の請求(申請)は、その請求をすることができる日から5年間行使しないと、時効により消滅します。できるだけ早めに申請しましょう。
からの記事と詳細 ( 還付金の受け取り方法とは? 還付金詐欺にも注意!(ファイナンシャルフィールド) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース )
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