薬局で薬を受け取るときに必要な処方箋(しょほうせん)。いまは毎回、医師の診察を受けたうえでもらっていますが、4月からは、繰り返し使える処方箋が導入される予定です。どんな仕組みなのでしょうか。
Q 1枚の処方箋をくり返し使えるようになるの?
A 4月から導入される「リフィル処方箋」のことだね。同じ処方箋を最大3回まで薬局で使え、薬を受け取れる。「リフィル」とは、補充するものという意味があるんだ。
Q 何が便利になるの?
A 本来医師から薬の処方を受けるには、毎回診察を受ける必要がある。リフィル処方箋なら、2、3回目は診察なしで薬を受け取れるから、薬のために通院しなくてもよくなるんだ。
Q だれでも使えるの?
A いや、医師が患者の症状をみて決める。高血圧のように、症状が安定している慢性疾患の患者で、通院のたびに同じ薬を処方される場合が想定されている。1回で何日分処方するか、2回にするか3回にするかも医師の判断だ。投薬量に限度がある向精神薬の一部や湿布は対象外だ。
Q 普通の処方箋とは見た目が違うの?
A 例えば処方箋を3回使える場合、医師が「リフィル可」という欄にレ点を記入して、回数を「3」と書いた処方箋を出す。薬局で薬を受け取る時は、薬剤師が2回目の予定日などを書いて患者に返すよ。
Q 2回目以降の予定はいつになるの?
A 受け取った薬を予定通り…
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