不動産不況の終わりが見えない中国で、農民に住宅を買ってもらおうと住宅ローンの頭金を農作物で受け取る開発会社が現れた。
中国37位の建設会社、 建業地産が20日 投稿した河南省商丘市の住宅プロジェクト「民権建業河畔洋房」のマーケティング資料によれば、同社は最大16万元( 約325万円)相当の頭金を小麦で支払うことが可能だと説明した。建業地産は数週間前にも同省開封市で住宅の手付金をニンニクで受け取ると提案していた。
景気低迷の中で資金不足にあえぐ不動産業界の苦境を浮き彫りにする動きで、建業地産は最近、省政府に支援を要請。同社の親会社が省政府子会社への株式売却で合意した。
建業地産が提示した小麦の買い取り価格は1キログラム=4元。中国政府系の企業が今月3-3.1元で買い取っていたことから、かなり寛大な買値だ。内陸部にある河南省は、中国最大の小麦生産地域。
中国商務省の週間データによると、10日時点でのニンニク卸売価格は1キログラム=6.92元。同社は先月、10元を支払うと申し入れていた。
原題: Chinese Developer Accepts Wheat, Garlic as Payment to Woo Buyers (抜粋)
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