東京都多摩市は、新型コロナウイルス対策で一律給付される10万円の特別定額給付金について、申請状況をスマートフォンなどで確認できるシステムの運用を始める。市民が問い合わせる手間を省き、市側の負担軽減も期待する。都内では珍しい取り組みという。
給付金の申請書に記載したQRコードを読み込むなどすると、現在の処理状況をオンラインで確認できる。早期の給付金支給を望む人は、現在の処理状況が気になると想定。「申請書が到着しました。確認を進めています」「確認が終わりました。振り込みをお待ちください」など5種類の進捗（しんちょく）状況が表示されるという。
また、市は新型コロナ対策として、障害者の就労支援などをする障害福祉サービス事業所や介護保険事業所に1事業所あたり30万円の応援金を支給することなどを決めた。基礎疾患がある人らが利用する施設では、感染防止や重症リスク化を避けるために事業所を休止したり時間短縮したりして運営継続が困難になるケースもあるという。
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May 28, 2020 at 06:30PM
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