6日午前の東京株式市場で日経平均株価は続伸し、前日比262円07銭(1.09%)高の2万4367円35銭で終えた。2018年10月2日の終値(2万4270円)を上回り、終値でみるとおよそ29年ぶりの高値水準。米国株高などを背景に景気敏感株を中心に幅広い銘柄に買いが入った。
朝方は高値警戒感や円高・ドル安の進行を受けて利益確定売りが優勢となったが、間もなく上昇に転じた。米国で大統領選の勝敗が近く判明し、政治の不透明感が後退するとの期待から5日の米株式相場が大幅上昇しており、日本でも投資家が運用リスクをとる姿勢が次第に強まった。短期筋の買い戻しが進むと株価は一段高となった。
JPX日経インデックス400と東証株価指数(TOPIX)は続伸した。
前引け時点の東証1部の売買代金は概算で1兆2352億円、売買高は5億8359万株だった。東証1部の値上がり銘柄数は1362と、全体の63%を占めた。値下がりは720、変わらずは89銘柄だった。
日本製鉄やJFE、郵船や川崎汽が買われた。コニカミノルやニコン、楽天やネクソンも上昇。半面、菱地所や三井不は安い。ソフトバンクグループ(SBG)やソニーも軟調。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕
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