10日の東京株式市場は大幅続伸し、日経平均は29年ぶりに2万5000円台を回復した。新型コロナウイルスのワクチンの開発が進展し、世界の経済活動が正常化へ向かうとの期待が高まっている。銀行や保険など金融、空運や陸運など内需関連のほか、鉄鋼や海運など景気敏感業種も上げている。
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〈きょうのポイント〉
大和証券投資情報部の石黒英之シニアストラテジストは「ファイザーのワクチンは最初に承認される新型コロナウイルスのワクチンとなる可能性がある。ワクチン普及で世界経済が正常化に向かうとの期待が高まりそうだ」と述べた。
取引開始直後に日経平均は2万5000円、TOPIXは1700ポイントの心理的節目をそれぞれ回復した。大和証の石黒氏は日経平均2万5000円回復について、「日本企業の業績が想定以上に高まっていることで単なる通過点となりそう」とみていた。
- 東証33業種では空運や鉱業、保険、鉄鋼、不動産、銀行、ゴムなどが上昇
- その他製品や情報・通信は下落
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