2020年12月15日14時33分
探査機「はやぶさ2」が小惑星「りゅうぐう」で試料を採取し、地球に持ち帰ったカプセル。オーストラリア南部の砂漠地帯に着陸後、日本に輸送した豪チャーター機の機長が15日までに時事通信の取材に応じ、「6年間、52億キロの飛行を終えたはやぶさ2のカプセルを、日本に運ぶ最後の旅を任されて光栄だ」とコメントを寄せた。
カプセル内に黒い砂確認 はやぶさ2、小惑星「りゅうぐう」由来―JAXA
りゅうぐうの砂が入っていたカプセルは6日未明、豪州南部の砂漠地帯に着陸。宇宙航空研究開発機構(JAXA)が回収後、チャーター機で日本へ運んだ。
豪東部ブリスベンにある運航会社のパイロットで、チャーター機の機長を務めたクリス・ハーディーさんは「この特別な任務に当たり、荷物の積み込みのシミュレーションや政府、軍関係者との調整など何カ月も前から準備した」と説明。「貴重なカプセルを積み込んだ後は、計画通りに飛行できた」と振り返った。
使われた小型ジェット機は、英語で「はやぶさ」を意味する仏ダッソー社の「ファルコン7X」という機種だった。ハーディーさんは「飛行の1週間ほど前に初めて気が付いたが、すてきな偶然の一致だね」と驚いていた。
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