(株)西武ホールディングスは、(株)そごう・西武とセントラルオペレーション(株)、および(株)SPACERと協業し、オンラインで注文した西武池袋本店の人気スイーツなどの商品を、西武鉄道の駅構内に設置するスマートコインロッカーで受け取ることができる駅配サービス『BOPISTA(ボピスタ)』を、実証実験として2月8日から提供を開始する。
駅を使った新しいBOPIS提案
百貨店などの商業施設における対面での商品購入は、日常生活の一つの楽しみだが、コロナ禍では新しい生活様式が求められ、密を避けた非対面によるモノやサービスの購買を求める声が高まっている。一方で、増加するEC需要による宅配では、在宅時に受け取れずに再配達となるケースが増加し、社会課題化している。
そうした現況下、『BOPISTA』は、オンラインで購入した商品をリアルな店舗で受け取る購買スタイルBOPIS(Buy Online, Pick-up In Store)の新しい形となる、駅の立地を生かした駅配サービス(Buy Online, Pick-up In Station)で、「Store」を「Station」に置き換えた駅配のショッピングスタイルだ。
西武の鉄道輸送を活用し物流負荷も軽減
駅構内の専用ロッカーを活用することで、自らの生活動線のついでに非対面での商品受け取りが可能となり、バレンタインデーやホワイトデーといった繁忙期でも店舗の混雑や閉店時間を気にせずに買い物ができる。駅間の商品輸送は西武グループが鉄道を利用して行うことで、社会課題となっている物流における環境負荷の軽減に資する可能性も模索する。
池袋など西武線沿線3駅に設置
実証実験の取り組みでは、西武鉄道池袋線の池袋駅、富士見台駅、所沢駅にSPACERのスマートコインロッカーを設置。利用者はスマホやPCを使って専用ウェブサイトから西武池袋本店の商品を購入し、希望の駅のロッカーで好きな時間帯に受け取りが可能になる。
実証実験は2月8日~3月末まで
期間は2月8日~3月31日。注文は24時間可能で、受取可能時間は最短3時間後から。いずれも土日祝日を除き、土日祝日の前日は17時まで、翌日は朝6時から注文できる。購入できる商品は、西武池袋本店のスイーツ(常温保存可能な焼き菓子など)、ギフト(化粧品、小物など)の一部商品。詳細は1月下旬ごろに発表の予定だ。利用料金は原則、商品代金に応じて100~500円を課金し、期間中には配達料割引キャンペーンの実施を予定している。
西武ホールディングスが購買サービス「BOPISTA」と設置場所の提供、駅ロッカーへの商品搬入を担い、そごう・西武が取扱商品の提供協力。セントラルオペレーションは利用する駅ロッカーの提供とオペレーション、メンテナンスを担当し、SPACERは実証実験に利用するスマートコインロッカーシステムを提供する。
西武グループは、コロナ禍を乗り越えてアフターコロナの社会で、顧客に良質なトータルサービスを提供するため、リアルな顧客接点とデジタルサービスを融合させたOMO(Online Merges with Offline)サービスの事業創造を、外部パートナーとともに取り組むとしている。
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