埼玉県羽生市の建設課長が、市が発注する業務に関して工事業者に便宜を図る見返りに現金２０万円を受け取ったとして、逮捕されました。
収賄の疑いで逮捕されたのは、羽生市まちづくり部建設課長の岡村聡彦容疑者で、市内の工事会社の清水一容疑者も贈賄の疑いで逮捕されました。
警察によりますと、岡村容疑者は市が発注した業務で請負業者を選定する際、清水容疑者の会社を候補に入れるよう便宜を図る見返りに、去年２月と７月の２回、あわせて現金２０万円を受け取った疑いが持たれています。２人は中学校の同級生だったということです。
市の業務の請負業者は見積もりを出した業者の中で一番低い値段の業者が選定され、清水容疑者の会社は去年、羽生市から側溝の清掃など２件の業務を受注していました。
警察は２人の認否を明らかにしていません。
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