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Friday, April 30, 2021

米製薬会社モデルナ開発のワクチン 第1便が関西空港に到着 - NHK NEWS WEB

モデルナが開発したワクチンは、すでに国内で承認されたファイザーのワクチンと同様に遺伝物質の「mRNA」が使われています。

新型コロナウイルスの遺伝情報を体内に取り入れて、ウイルスの一部を作ることで免疫を獲得する新しいタイプのワクチンで、海外では、1回目の接種から28日後に2回目の接種を受けることになっています。

臨床試験では、およそ94%の発症予防効果が確認されています。

アメリカでは去年12月に緊急使用の許可が出たほか、EU=ヨーロッパ連合もことし1月に使用するための販売許可を出しました。

モデルナによりますと、カナダやイスラエル、イギリス、スイス、シンガポール、カタール、それに台湾でも使用の許可などが出ているということです。

このうち2000万人分は、6月までに供給されることになっています。

国内では3月、モデルナのワクチンの流通などを手がける武田薬品工業が、厚生労働省に承認の申請を行いました。

田村厚生労働大臣は3月下旬、「予断を持って言えないが、5月中にも承認ということもあるかもしれない」と発言しています。

政府は、東京と大阪に新型コロナウイルスワクチンの大規模な接種会場を設置する方針で、東京の会場については、5月24日の開設を目指していますが、モデルナのワクチンを使用する方向で調整していて、厚生労働省が有効性や安全性の審査を進めています。

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