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Monday, April 26, 2021

気をつけて。「Apple TV HD」は今コスパ悪すぎなので購入非推奨です - ギズモード・ジャパン

ちょっと安いからって、Apple TV HDの方は買わないで。

先週Apple(アップル)は、4年ぶりのアップデートとなる第6世代のApple TVを発表しました。A12 Bionicチップを搭載し、最高峰レベルのストリーミングデバイスとなりました。で、Appleは前モデルの4Kボックスを公式サイトから買えないようにしたにも関わらず、32GBの2015年から変わらない旧型スペックのApple TV HDボックスにも新しくなったアルミ製のSiriリモコンをつけて販売しています。

新型Apple TV 4Kの32GB21,800円、Apple TV HDは17,800円で、価格差は4,000円。うーん?

Appleが5年以上前に発売したストリーミングボックスに対して、ソフトウェアアップデートのサポートをいつまで続けるかはわかりません。仮に今後数年はアップデートに対応したとしても、この2つのボックスのスペック差では、HDの方はぼったくっているように見えちゃいます(もし魔術のようなカラーバランスを調整できる機能をHDの方にも搭載したとしても、です)。

旧型(HD)ボックスは、Bluetooth 4.0に対応ですが、新型(4K)は、Bluetooth 5.0に対応しています。また、旧型はHDMI 1.4対応に対して、新型はHDMI 2.1に対応しています。2017年モデルのApple TV 4Kボックスを量販店などで購入できたとしても、より多くの機能が搭載された新型が同じ価格で販売されています。

そもそもストリーミングボックスとしてはもともと高いApple TVが選択肢になっている時点で、17,800円でHDの方を買う理由は…ないのではないでしょうか。

「でも4Kのテレビ持ってないもん」とおっしゃる方。しかしこの4,000円のコスト削減効果は微々たるもので、中身が重要なのです。今のTVが壊れたりするなどして、近い将来4Kテレビに買い換えるかもしれないし、TVの買い替えのタイミングでストリーミングボックスを買い換えるよりも、今のうちから次世代のスペックに対応したよりパワフルなデバイスにしておいたほうが結果的にコスパが高いと思いませんか?

6年以上前のスペックを引きずるApple TVを今買うよりも、今回登場したApple TV 4Kモデルのほうが、今後受ける恩恵はでかいと思います。この4,000円の差を今ケチったがために、将来、ソフトウェアアップデートのサポートが切れた時に後悔するかもしれません。

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