アメリカの製薬会社モデルナが開発し、現在承認申請中の新型コロナウイルスワクチンの国内への輸送が始まり、関西空港にワクチンを入れた6つの専用コンテナが到着しました。
モデルナのワクチンが承認されれば、政府が東京と大阪に開設する大規模な会場などで使用する方向で調整しています。
モデルナのワクチンを載せた航空機は、日本時間の昨夜、ベルギーの空港を出発し、30日午前9時すぎ、関西空港に到着しました。
この航空機は国内への輸送の第1便で、関係者が見守る中、ワクチンの入った保冷用の6つの専用コンテナが、貨物室から降ろされました。
来月も複数回輸送される予定だということで、承認されるまでの間、倉庫で保管されるということです。
国は、モデルナのワクチンをことし9月までに5000万回分、人数にして2500万人分の供給を受ける契約を結んでいます。
モデルナのワクチンの流通などを手がける武田薬品工業は、先月、厚生労働省に承認の申請を行いました。
承認されれば、政府が東京と大阪に開設する大規模な会場などで使用する方向で調整しています。
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