大阪・泉佐野市で東京オリンピックの事前合宿を行うため来日したアフリカのウガンダ選手団のうち、先月、成田空港で陽性が確認された1人が国が定める療養解除基準を満たしたとして、1日未明、泉佐野市に到着しました。
ウガンダの選手団9人は6月19日に成田空港に到着しましたが、このうちの1人が新型コロナに感染していることが確認され、国が指定する施設で療養を続けてきました。
その後、「無症状の状態で陽性が分かってから10日間が経過した」という国が定める療養解除基準を満たしたことから、30日、入国が認められました。
この団員は、貸し切りバスで移動し、1日午前1時50分ごろにほかの選手たちが宿泊する泉佐野市内のホテルに到着したということです。
泉佐野市によりますと、ウガンダ選手団は、ほかの選手など8人が濃厚接触者に認定されていて、1日に到着した1人を含む9人全員が今後もホテルの個室で待機を続けるということです。
市は保健所の指導のもと、国や大阪府と連携しながら、PCR検査を行うなどの対応を続け、練習開始の時期については保健所などと相談して決めたいとしています。
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