きのう１４日の東京・大手町。
「余った予約枠で接種を受けるため、自衛隊員たちが東京・大手町の大規模接種センターに到着しました」（記者）
制服姿の自衛隊員たちがずらりと並んだそのわけは、“ワクチンの予約枠に空きがある”から。そのため政府は、現在６５歳以上の高齢者を対象としている東京と大阪の大規模接種センターについて、接種券が届いた全国の１８歳から６４歳も新たな対象に加えることを決めました。１６日にも予約を受け付け、１７日から接種を行います。加速するワクチン接種・・・
「時刻は午前１１時前です。ワクチンを乗せた車両が到着しました」（記者）
きょう１５日、ワクチンが届いたのは商社大手の伊藤忠商事です。来週２１日から始まる職場接種に向けて、１２００人分のワクチンが専用の冷凍庫に保管されました。
「できる限り早く多くの人に接種を始めて、早く明るい世の中にしたい」（伊藤忠商事 岡藤正広会長）
大企業が準備を進める一方で・・・
「１０００人未満の企業で希望があった方々に、コロナの集団接種・職場接種の促進を図っていこうと」（経済同友会 櫻田代表幹事）
経済同友会の櫻田代表幹事は現時点で従業員が１０００人未満の企業１１８社から接種の要望があり、従業員やその家族も含めたおよそ４万３０００人を対象に２１日から順次接種を始めると明らかにしました。会場には貸し会議室大手のＴＫＰを活用するとしています。
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