不在時でも再配達の必要がなくなる「置き配」。対面で受け取りたくない場合にも便利なサービスです。この記事では、Amazonにおける置き配の指定方法、置き配や注意点について解説します。
Amazonの「置き配」とは
Amazonの置き配は正式には「置き配指定サービス」という名称です。配達員は荷物を手渡しせず、配送先が在宅であっても不在であっても、玄関先などの指定場所に荷物を置く仕組みです。
置き配の場合、受け取りのサインはもちろん不要です。配達完了時には、指定場所に荷物が置かれたことを証明する写真がメッセージとともに届きます。Amazonは2020年3月より、置き配の対象エリアでは玄関への置き配を配送の初期設定としています。
置き配のときに商品を置く場所
Amazonの「置き配」で指定できる荷物の置き場所は以下の通りです。注文時に置き場所の目印など、詳細な説明を記入して伝えることも可能です。オートロックのマンションでは宅配ボックスの指定が現実的なところでしょう。
- 玄関
- 宅配ボックス
- ガスメーターボックス
- 自転車かご
- 車庫
- 建物内受付/管理人
置き配が利用可能な地域
Amazonの置き配はサービス対象地域の拡大を続けています。2021年9月現在、30都道府県の対象エリアで利用できます。対象エリアの詳しい情報はAmazonのページにてご確認ください。
Amazonで受取方法を「置き配」にする手順
ここでは実際に商品を購入して、置き配で届けるよう注文してみます。まず、購入したい商品をカートに入れ、注文の手続きを進めます。
【1】「注文の確定」ページまで進んだら、画面を少し下にスクロールして「配達指示(置き配含む)」をタップします
【2】①「お届け先種別」を選び、②「置き配指定」で商品の置き場所を選択します。③の欄には置き場所の詳しい情報を追記できます
手順【2】の画面を下にスクロールして「保存」をタップすると、「注文の確定」ページに戻るので、「注文を確定する」をタップして手続き完了です。置き配の設定は次回の注文から自動的に適用されます。
PCサイトの場合も手続きの流れはスマホアプリと同じです。設定項目への進み方を以下の画面で紹介します。
注文後に置き配の指定を変更する方法
置き配で注文を確定させた後でも、荷物を置く場所を変更したり、置き配ではなく手渡しに変更することが可能です。まずは「注文履歴」を開いて、オーダーした商品を選びます。
ただし、変更するタイミングが間に合わなかった場合は、当初指定した場所に商品が置かれます。
置き配のメリット・デメリット
置き配のメリットは、配達員と顔を合わせなくても荷物を受け取れることです。不在時でも配達してくれるため、再配達の手間もなくなります。とくに、一人暮らしや共働きの世帯では助かる配送方法と言えます。
デメリットは盗難のリスクがゼロではないことです。雨天の場合には荷物が濡れてしまう可能性もあります。ですが筆者の経験上、天候が怪しいときは配達員の方が段ボールをビニール袋に包んでくれていて、これまで荷物が雨に濡れたことは一度もありません。
置き配の盗難リスクとAmazonの補償
置き配は盗難されるリスクを多少なりとも含みます。注文履歴から配送状況を確認して「お届け済み」となっているのに商品が届いていないときは、Amazonに問い合わせると商品の再送や返金に対応してくれます。
写真で配送状況を確認する方法
こうしたリスクに備えて、Amazonの置き配では写真による配達確認が可能です。注文履歴の「配送状況を確認」画面で、配達完了時に商品を置いたときの写真を確認できます。盗難の防止にはなりませんが、少なくとも商品が届いた後に紛失したかどうかはわかります。
なお、筆者が検証した限りでは、置き配完了の写真が「配送状況を確認」画面にアップされていないケースが多くありました。確実に写真撮影を依頼したい場合は、注文時の配送指示で写真添付について申し送りをするとよいでしょう。
Amazonで置き配してくれない場合の対処法
Amazonで置き配の注文をしても、置き配をしてくれない場合は宅配業者がヤマト運輸である可能性が考えられます。ヤマト運輸のサポートページにはAmazonで指定されても置き配に対応していないとの回答が明記されています。
ただし、「クロネコメンバーズ」に登録していて、ヤマト運輸のLINE公式アカウントを友だち登録している場合は、受け取り方法として置き配を指定できます。置き場所には、自宅ドア前、自宅宅配ボックス、ガスメーターボックス、物置、車庫、自転車かご、建物内受付/管理人預けといった選択肢が用意されています。
まとめ
人に会うことなく荷物を受け取ることのできる便利なサービスである「置き配」ですが、盗難リスクがあることも事実です。不在時に利用するときは、写真による配達確認をしましょう。
※この記事ではAmazon.co.jpをAmazonと呼称しています。
からの記事と詳細 ( Amazonの受け取りを「置き配」にする方法 - 盗難リスクや補償は? - マイナビニュース )
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