
23日夜、沖縄県糸満市の南方およそ55キロの海上を航行していた巡視艇が軽石を吸い込んで航行不能になりました。
巡視艇は別の船にえい航されて24日午後2時前、港に到着しました。
乗員にけがなどはないということです。
中城海上保安部によりますと、23日午後6時20分ごろ、沖縄県糸満市の喜屋武岬の南方、およろ55キロの海上を射撃訓練を終えて航行していた巡視艇「しまぐも」がエンジンの冷却装置に軽石を吸い込んで航行不能になりました。
共に射撃訓練を行った巡視船「いしがき」が救出に向かい、ロープを使って午後9時半すぎに巡視艇のえい航を始めて、沖縄市とうるま市にまたがる中城新港に午後2時前に到着しました。
このトラブルで乗組員9人にけがなどはありません。
海上保安部によりますと、沖縄近海には小笠原諸島の海底火山から噴出したと見られる大量の軽石が漂流していて、巡視艇はこれを避けながら航行していたものの、吸い込んでしまったということです。
海上保安部では沖縄近海を航行する際は軽石の吸い込みに十分注意するよう呼びかけています。
NHKのヘリコプターの映像からは中城湾の沖合の海面に大量の軽石とみられるものが帯状に漂っているのが確認できました。
軽石とみられるものはセメントのような色をしていて波の動きにあわせて動いていました。
からの記事と詳細 ( 巡視艇が漂流していた軽石をエンジンに吸い込んで航行不能に|NHK 沖縄県のニュース - NHK NEWS WEB )
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