災害で集落が孤立した場合などを想定し、10キロ以上離れた山間部に、ドローンを使って医薬品などの物資を輸送する実証実験が猪名川町で行われました。
実証実験は兵庫県や大阪市立大学などが合同で行ったもので、地震で道路が寸断し、孤立した集落にドローンを使って物資を届けられるか、検証しました。
幅およそ2メートルの大型のドローンに輸血用の血液に見立てた水を積み込み、スタート地点となる猪名川町役場の駐車場を出発します。
飛行中、職員がモニターで位置情報を確認し、想定どおりの高度や経路で飛んでいるかチェックし、ドローンは15分ほどでおよそ12キロ離れた診療所に、無事、到着しました。
兵庫県などは、今後も、実験や分析を重ね、再来年度以降のドローン輸送の実用化を目指したいとしています。
兵庫県企画県民部の高橋健二さんは「兵庫県は広くて山間部も多い。物流コストなどを考えてもドローンなどのテクノロジーを使い、より生活しやすい便利な世の中を目指していきたい」と話していました。
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