鹿児島港に6日、新型コロナウイルスの影響で中断されて以降およそ1年ぶりにクルーズ船が寄港し、乗客たちが県内の観光地を訪れました。
6日午前8時ごろ、鹿児島市の「マリンポートかごしま」に、乗客180人を乗せたクルーズ船「にっぽん丸」が到着しました。
鹿児島港では、新型コロナウイルスの影響で去年11月以降クルーズ船の寄港が中断されていて、港では多くの人が旗を振っておよそ1年ぶりの到着を出迎えました。
乗客は全員が乗船する際にPCR検査を受けているということで、船から降りると早速、迎えに来たタクシーやバスに乗り込み、県内の観光地を訪れるため出発して行きました。
兵庫県から来た50代の乗客は「船内はコロナ対策が徹底され、安心して旅ができました。仙巖園に行ったり、鹿児島のおいしいものをたくさん買ったりして楽しみたいです」と話していました。
鹿児島県によりますと、県内のクルーズ船の寄港回数は▽おととしが156回だったのに対し、▽去年は7回、▽今年は先月の屋久島に次いで2回目です。
県観光課の福永和久参事は「クルーズ船は、鹿児島の基幹産業である観光業にとって非常に重要な存在だ。今後は国際線の受け入れ再開にも期待したい」と話していました。
「にっぽん丸」は5日午後4時ごろ、神戸港へ向けて出航する予定です。
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