人力車をひきながら、３か月かけて日本縦断に挑戦している男性がいます。
ゴールまで、あとわずかとなった７日、立ち寄った肝付町でコロナ禍に明るい話題を届けたいという思いを語りました。
東京・浅草で観光客向けの人力車をひいている鈴木悠司さん（３１）はことし９月に北海道を出発し、ゴールの沖縄県まで人力車をひきながら３か月かけて日本縦断に挑戦しています。
人力車は、荷物と合わせるとおよそ１２０キロの重さがあり、走行距離は、およそ３０００キロに上る見込みです。
週の６日は、野宿をしながら１日に４０キロほど進み、５日に宮崎県都城市から志布志市に入ったあと、６日、肝付町に到着しました。
7日は肝付町役場で応援するセレモニーが開かれ、鈴木さんは特産品のみかんなどを贈られたあと、集まった人たちに対して「この旅を通じて多くの人に希望や勇気を与え、『何かやってみようかな』と思ってもらえるよう、残りの期間も全力で走ります」と決意を述べていました。
鈴木さんは今後、鹿児島市へ向かい、フェリーで沖縄県の那覇市へ移動したあと、今月１２日に沖縄市のゴールへ到着する予定です。
鈴木さんは「鹿児島では、多くの人から飲み物や食べ物をいただきました。きょうは沖縄を除くと最後のロングランになるので、いつもよりも踏みしめながら、ゴール目指して走りたい」と話しています。
からの記事と詳細 ( 人力車で日本縦断中の男性が肝付町に ゴールを前に決意述べる｜NHK 鹿児島県のニュース - NHK NEWS WEB )
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