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Tuesday, February 1, 2022

県職員「指名停止になるぞ」「指導料払え」と脅し現金7万円受け取る…システムの不備に因縁 - 読売新聞オンライン

 山梨県の関係団体職員を脅して賄賂を受け取ったとして、同県警は1日、県農政総務課副主査・仲川賢司容疑者(58)を恐喝と収賄の疑いで逮捕した。

 発表によると、仲川容疑者は耕地課副主査だった2020年2月21日、県土地改良事業団体連合会の40歳代男性職員に対し、同会が提供する農地情報システムの不備などに因縁をつけ、「指導料を払え」「指名停止になるぞ」などと脅し、現金7万円を受け取った疑い。容疑を認めている。

 県人事課などによると、仲川容疑者は1988年に農業土木職として入庁し、耕地課では同システムの運用や管理を担当していた。

 19年7月頃に同システムの不備が発覚した際、仲川容疑者は男性に報告書の提出を求め、約半年間で数十回の修正を指示したとされ、この時のやりとりについて金銭を要求したとみられる。

 男性は昨年12月に南甲府署に相談した。県警は仲川容疑者がほかにも現金を受け取った疑いがあるとみて捜査を進めるとともに、男性についても贈賄容疑で書類送検する方針。

 長崎知事は「県職員全体の信用に関わる重大な問題。事実関係が判明すれば厳正に対処する」とのコメントを出した。

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