厚生労働省は21日、配偶者の死亡で受け取る遺族厚生年金を巡る男女差を解消する方向で検討に入った。現状では女性に手厚く支給する一方、男性は受け取る条件が厳しい。男性が家計の担い手だった時代の考え方に基づいた設計になっており、共働きが増える中、見直しが必要だとの指摘が出ていた。
今夏をめどに、社会保障審議会(厚労相の諮問機関)の部会で議論を始める。関係者が明らかにした。
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