栃木県大田原市佐良土の県なかがわ水遊園で1日、恒例の「水中入社式」がアマゾン大水槽で行われた。
7回目となった今回は、飼育担当の新人3人を代表して野上勇登(のがみはやと)さん(20)=大分県豊後高田市出身=が水中マスクにスーツ姿で潜水。同様の格好をした安藤孝聡(あんどうたかあき)園長代理(44)からラミネート加工された辞令を受け取った。
その後、来園者も見守る中、飼育スタッフとしての初仕事を実施。靴をフィンに履き替え、体長2~3メートルのピラルクーなどアマゾン川に生息する魚約100種1万匹が泳ぐ大水槽をスポンジで磨いた。
野上さんは「水中で辞令を受け取るとは思っていなかった。少しでも早く一人前になれるよう頑張りたい」と意気込みを語った。
同水槽の水中トンネル内では、新人の町田英梨紗(まちだえりさ)さん(24)と関村栞(せきむらしおり)さん(21)が、原利浩(はらとしひろ)園長(61)から辞令を受け取った。
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