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Wednesday, October 19, 2022

五輪汚職の高橋治之容疑者を3度目の起訴…「大広」側から賄賂1500万円受け取る - 読売新聞オンライン

 東京五輪・パラリンピックを巡る汚職事件で、東京地検特捜部は18日、大会組織委員会元理事の高橋治之容疑者(78)について、大手広告会社「 大広だいこう 」(大阪)側から計約1500万円の賄賂を受け取ったとする受託収賄罪で東京地裁に追起訴した。高橋容疑者の起訴は、紳士服大手「AOKIホールディングス」ルート、出版大手「KADOKAWA」ルートに続き3度目。

 特捜部は、高橋容疑者の大手広告会社「電通」時代の後輩でコンサルタント会社前社長・深見和政容疑者(73)も同罪で追起訴し、大広執行役員・谷口義一容疑者(57)を贈賄罪で起訴した。

 起訴状などでは、高橋、深見両容疑者は谷口容疑者から、大広が「販売協力代理店」として語学サービス企業のスポンサー契約業務を担うことなどを依頼され、2019年1月~22年2月、計約1500万円を受け取ったとしている。贈賄側の立件額は公訴時効(3年)にかからない計約600万円とした。

 高橋容疑者を巡っては、大会マスコットのぬいぐるみを販売した「サン・アロー」(東京)側から現金約800万円を受領した疑いがあり、特捜部が受託収賄容疑で捜査を続けている。

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