ＬＩＮＥは、オンライン診療サービス「ＬＩＮＥドクター」を拡充し、全国で処方薬を配送するサービスを１日から始めた。新型コロナウイルスやインフルエンザといった感染症が流行する冬の利用を想定する。患者は病院や薬局に行かず、自宅で薬が受け取れる。
ＬＩＮＥドクターは、スマートフォンの無料ビデオ通話を使って診療を受けるサービスで、２０２０年１２月に始まった。これまではオンライン診療のみで、患者は処方された薬を薬局で受け取る必要があった。新たな配送サービスでは、診療後に処方された風邪や鼻炎などの薬が自宅に届く。
配送は、診療から１～４日がかかる見通しで、東京都の一部地域では即日配送も可能だ。診療費や薬代とは別に、サービスの利用料６６０円（税込み）と配送料がかかる。
ＬＩＮＥは９月末現在で約９３００万人が利用しており、オンライン診療は新たなアプリをダウンロードする必要がない。
薬を宅配するオンライン診療のサービスは他にもあるが、使い慣れたＬＩＮＥのサービス拡充で普及を期待する。
からの記事と詳細 ( ＬＩＮＥ「オンライン診療」を拡充、診療後に薬を自宅で受け取り…都内の一部では即日 - 読売新聞オンライン )
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