聖火ランナー 期待と不安
20.03.03
26日に福島から
スタートする予定の聖火リレー。
愛知でも4月6日と7日に
予定されています。
新型肺炎が拡大する中、
18歳の聖火ランナーは
期待と不安に揺れています。
「障がいがあるから諦めるんじゃなくて
障がいがあっても聖火を持って
走れるんだと伝えたい。」
(大野凌弥さん)
豊田市立豊田特別支援学校。
ここに、183倍もの倍率から選ばれた聖火ランナーがいます。
高等部3年の大野凌弥(おおの・りょうや)さん18歳です。
実は大野さんは筋ジストロフィーと呼ばれる、
徐々に筋肉が萎縮する難病を患っています。
2歳4か月の時に診断され
小学校3年生の頃から
車いすが欠かせなくなりました。
寝たきりや死と隣り合わせだといいますが、
何ごとにも挑戦しようという思いから
聖火ランナーに応募しました。
「僕の性格は負けず嫌いな性格で、
自分の気持ちを表現することが苦手でした。
この学校に入ってからは自信がつき
今ではうまく表現できるようになりました。」
(大野凌弥さん)
大野さんに自信を与えてくれたもの、
それが「ボッチャ」です。
ボッチャとは脳や手足に障害がある人のために
ヨーロッパで考案されたスポーツで、
パラリンピックの正式種目になっています。
今では地元の大会で
優勝するほどの実力を身につけました。
「今の僕にとっては生きがいです。
団体戦は仲間がいるので
コミュニケーション力が変わった。」
(大野凌弥さん)
この日、大野さんは
バスを利用して豊田市駅へ向かいました。
聖火リレールートの下見を行うためです。
駅前で待っていたのは
学校の先輩だった小西麻衣(こにし・まい)さん。
本番で、大野さんの伴走者を務めます。
まだ担当区間は決まっていませんが、
2人は地元で走ることになるのではないかと
期待を寄せています。
下見は小西さんが車いすを押す形でスタート。
坂の勾配などを確認していきます。
「ボッチャをずっと2人で頑張ってきたので
一緒にやれたらいいねって話になって(応募した)」
(大野さんの伴走者 小西麻衣さん)
途中からはゆっくりと2人で下見。
景色を楽しみました。
「すごくきれいだなって。
ワクワクとドキドキ。」
(大野凌弥さん)
スタートから20分。
豊田スタジアムに到着しました。
聖火リレーを通して伝えたいこととは?
「僕たち障がい者への
理解が進むことを祈りながら...
祈っています。」
(大野凌弥さん)
ただ、心配もあります。
新型コロナウイルスの影響で、
聖火リレーがどのように開催されるか
不透明だからです。
「中止になったら嫌だというのはある。」
(大野凌弥さん)
無理をして出場して感染すると命にかかわる問題。
心は揺れています。
「無理して開催してほしくない。
今かなり広がってるのでどうにか収まってほしい。」
(大野凌弥さん)
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March 03, 2020 at 01:21AM
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