前回(前編:分割か一括どっちがいいの?)iDeCoの積立金の受け取り方法について基本的な内容をお伝えしました。今回はそれを踏まえ、パターン別に有利な受け取り方法を考えてみたいと思います。
3人のケースでシミュレーション
今回は、Aさん、Bさん、Cさんの3人のケースで、iDeCo(イデコ:個人型確定拠出年金)を一時金、年金、併給で受け取る場合の税額の違いをシミュレーションしてみたいと思います。
いずれも男性で65歳。勤続年数30年で退職、iDeCoの加入期間は20年。また、妻が配偶者控除の対象であるものとします。
さまざまな条件により金額は変わりますので、下記シミュレーションはあくまでも参考としてご覧ください。
Aさん:会社からの退職金1,000万円(一時金)
iDeCo 2,000万円
退職後の公的年金 年間200万円
Bさん:会社からの退職金 無し
iDeCo 1,000万円
退職後の公的年金 年間130万円
Cさん:会社からの退職金1,000万円(一時金)
iDeCo 2,000万円
退職後の公的年金 年間200万円
退職後相続で取得した不動産の所得 年間500万円
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差がつくiDeCoの受け取り方法(後編)パターン別の有利な方法とは? - トウシル
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