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Tuesday, July 28, 2020

コスパ最強の鰻屋『うな正』(神田)で、一番人気の「うな丼ダブル」を食べてきた(食楽web) - Yahoo!ニュース

 先日、東京・神田駅前にある『うな正』という鰻屋さんの前を通りかかりました。その日は、まさに梅雨の晴れ間で、太陽がカンカン照り。男性会社員たちは暑い暑いと汗を拭きつつ、その店にどんどん吸い込まれていきます。  それもそのはず。店先には涼しげなすだれの上にサンプルが並べてあり、「うな丼」がなんと990円。「うな重」だって1370円~。さらに、「うな丼ダブル」(1880円)は、「ごはんの中に、もう1枚」という殺し文句が。鰻専門店にもかかわらず、とにかく破格値なのです。

 しかもお店は、まるで牛丼チェーン店のように気軽な雰囲気。これは間違いなく近隣の会社員に愛されている店に違いない、と確信しました。  さて、筆者が注目したのは「うな丼ダブル」です。通常のうな丼は、ご飯の上に蒲焼がのっていますが、その蒲焼の下のご飯の中に、さらにもう1枚蒲焼が潜んでいる、というのがこの“ダブル”の意味です。もう一度言いますが、ご飯の中にうなぎが隠れているんです。これは、ガッキーの中にもう1人ガッキーがいたとか、石原さとみの後ろにもう1人石原さとみがいたとか、そんなレベルの興奮度合いではないでしょうか。ともあれ、実際に「うな丼ダブル」を食べてみることにします。

魅惑の「うな丼ダブル」の旨さにノックアウト!

 入店し、「うな丼ダブル」を注文してみると、すぐさま肝吸いとお新香が供され、さらに数分で丼も到着しました。早い、早すぎる……! これまたチェーン系牛丼屋さん並みのスピード感です。とはいえ、手抜きしているわけではありません。毎日、ご主人が静岡から直送された国産うなぎをさばき、背開きにして白焼きにし、さらに蒸してから再び焼くと言う、いわゆる“関東風”の職人技をしっかりほどこした蒲焼なんです。

「うな丼ダブル」の上から、まず蒲焼きを食べてみると、プリッと肉厚でふんわり柔らかく、タレは甘さ控えめ。うなぎの脂もくどさは皆無。ご飯も粒感がしっかりしていて、キリッとしたタレがほどよく馴染みます。このように普通にうな丼として食べているうちに、下からもう1枚の蒲焼が顔を出しました。

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July 28, 2020 at 05:04PM
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