駅の構内でQRコードをスマートフォンで読み取ると、目的地まで音声で案内してくれる視覚障害者向けの新たなアプリの実証実験がJR新神戸駅で行われました。
視覚障害者向けのアプリ「shikAI」は、JR西日本などが開発を進めているもので、駅の構内の地面に貼られたQRコードを読み取り、目的地をことばで入力します。
すると、次のQRコードまでの距離や方向が音声で流れ、ルートを外れそうになるとアラートが鳴る仕組みです。
3日は、JR新神戸駅で実際に視覚障害のある人の協力を得て実証実験が行われ、QRコードの上にスマートフォンをかざすと、「前方に上り階段です」「直進27メートル」などといった音声が流れ、無事、新幹線のホームに到着しました。
参加した視覚障害者の浜崎雄三さんは「これまでは、駅員さんに案内してもらっていたので、きょうは1人でホームまでたどり着くことができ新鮮で、うれしいです。音声が細かく丁寧に案内してくれて、不安なく歩けて驚きました」と話していました。
JR西日本では、引き続き実証実験を重ね、2023年4月からの実用化を目指すことにしています。
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September 02, 2020 at 11:19PM
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視覚障害者向けアプリの実証実験|NHK 兵庫県のニュース - nhk.or.jp
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