「今、安倍前総理が国会に到着しました。自らの答弁について、説明と謝罪を行うものとみられます」(記者)
25日、およそ半年ぶりに国会での答弁に臨んだ安倍前総理。冒頭、「桜を見る会」の前夜祭をめぐり、国会で行ってきた事実と異なる答弁について訂正し、謝罪しました。
「私が知らない中で行われていたこととはいえ、道義的責任を痛感しております。深く深く反省致すとともに、国民の皆様そして全ての国会議員の皆様に、心からおわび申し上げたいと思います」(安倍晋三 前首相)
およそ1年間にわたり議論されてきたこの問題。安倍氏が少なくとも118回の事実と異なる答弁を行ってきたことに、与野党からは「国民の政治への信頼は大きく損なわれた」などと安倍氏を厳しく追及する声が上がりました。
「民間の企業を考えてみてください。社長が公の場で虚偽、うその説明を100回以上やって、『社員に騙されました』と言い訳をして通用しますか。社員には責任を取らせて、自分は何も身を切らずに『初心にかえって全力を尽くします』。こんなことが許されると思いますか」(立憲民主党 辻元清美 副代表)
「会計処理等が私自身が知らない中で行われていたこととはいえですね、当然、道義的責任があると考えております。国民の信頼を回復するために、あらゆる努力を重ねていきたい」(安倍晋三 前首相)
「けじめをつけて議員辞職をなさる、いかがでしょうか」(立憲民主党 辻元清美副代表)
「信頼を回復するための努力をしていきたい」(安倍晋三 前首相)
また、野党からは費用補てんの問題をめぐり、安倍氏が「不起訴」になったことについて“無実”ということではないという指摘も。
「どう見ても利益供与ですよ。そのことについて反省の言葉もないと。『不起訴』というのはイコール『シロ』と言うことじゃないですからね」(共産党 宮本徹 衆院議員)
野党は、「疑惑が晴れるどころか深まった」として証人喚問を求め、年明け以降も、追及する構えです。
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