新型コロナウイルス・ワクチンの医療従事者への優先接種に向けて、岡山県内の医療機関に今日、ワクチンの第一便が到着しました。ワクチンは高い有効性が期待されていますが、専門家は実際に評価を行うのは接種が本格化するこれからだと指摘しています。
岡山市北区の川崎医科大学総合医療センターでは、午後０時半過ぎに、厳重に管理された新型コロナウイルスのワクチンが搬入されました。医療従事者へのワクチン接種は今月から本格化し、岡山県では保健師や救急隊員なども含め８万人以上が対象となっています。しかし第一便で国から供給が決まったワクチンは１万７５５０回分にとどまるため、県は新型コロナ患者の受け入れ病院を優先して、県内１８の医療機関へ配分することを決めました。
国の予防接種・ワクチン分科会の委員を務める中野教授は、国内での副反応を含めた安全性をチェックしながら接種を行うべきと指摘しています。川崎医科大学総合医療センターは、明日、接種を開始する予定です。
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