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Friday, October 29, 2021

航空自衛隊美保基地に新型空中給油機が到着 配備協議へ|NHK 鳥取県のニュース - NHK NEWS WEB

境港市の航空自衛隊美保基地に順次、配備が計画されている新型の空中給油機の最初の1機が、29日到着し、展示飛行と騒音測定が行われました。
防衛省は今後、配備への同意を得るため鳥取県に対し、正式な協議を申し入れる方針です。

防衛省は、新型の空中給油機「KC46A」を順次6機、境港市の航空自衛隊美保基地に配備する計画で、新型コロナウイルスの影響でアメリカでの製造が遅れたため当初の予定から半年以上ずれ込み29日午後、最初の1機が到着しました。
着陸に先駆け、基地周辺を飛ぶ展示飛行や騒音測定が行われ、防衛省が別の輸送機を飛ばし騒音レベルを測定して違いを比較したほか、鳥取県や境港市の担当者も独自に測定を行いました。
空中給油機の配備をめぐって、鳥取県は現時点で配備には同意しておらず、同意するには実機での展示飛行や騒音測定などを防衛省に求めていました。
防衛省は配備への同意を得るため、鳥取県に対し、正式な協議を11月にも申し入れるほか、住民説明会を開いて騒音測定のデータを示すなどして理解を求める方針です。

【鳥取県“丁寧に説明を”】。
空中給油機が基地に到着したあと取材に応じた鳥取県地域づくり推進部の木本美喜部長は「展示飛行や騒音測定のデータが今後出てくると思うので、防衛省には住民に対して丁寧に説明してほしい。県としても地元や議会と相談をして対応を判断していきたい」と話していました。
【地元自治会の会長“事故がないよう、安全に”】。
美保基地に近い境港市の中浜地区自治連合会の足立勝美会長は、「騒音は今配備されている輸送機とそう変わらないか、少し静かなくらいに感じた。これまでに輸送機から部品が落下する事故もあったので、事故がないよう、安全に飛んでほしい」と話していました。

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