鹿児島・博多間で行われている新幹線での荷物の輸送を関西まで伸ばそうと準備が進められています。
JR西日本やJR九州などでは1日、県内の港から大阪市内の飲食店へ試験的に生きた車えびを届けて、大阪までの輸送の速さをアピールしました。
JR西日本とJR九州、それに宅配大手の佐川急便は現在、鹿児島と博多の間で行われている新幹線を使った荷物輸送を、関西まで延ばそうと準備を進めています。
1日、大阪までの速さをアピールしようと、いちき串木野市の港から大阪の飲食店まで生きた車えびを運ぶことになり、午前8時ごろ鹿児島中央駅にダンボール箱10箱に入れられた車えびが到着しました。
そして、台車に乗せられてホームまで運ばれ、新幹線の車内に積み込みまれました。
新幹線はおよそ3時間50分で新大阪駅に到着し、車えびは生きたまま午後1時半ごろ、大阪市北区の飲食店に届けられました。
新幹線以外の区間は佐川急便のドライバーが運ぶことになっていますが、トラックだけで運ぶよりも12時間以上早く届けられたということです。
飲食店のオーナーの藤川満さんは「甘みがあってとてもいいえびが届きました。そのまま生で食べてもらおうと思います。その日のうちに九州の食材が手に入るのはとても魅力的です」と話していました。
JR2社と佐川急便では今後、受注先を開拓して、関西までの新幹線輸送を事業化したいとしています。
からの記事と詳細 ( 新幹線で生きた車えびを大阪の飲食店へ届ける|NHK 鹿児島県のニュース - nhk.or.jp )
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