フランス産のワインの新酒「ボージョレ・ヌーボー」が１１月の解禁を前に、２４日夜、関西空港に到着しました。
輸入量は新型コロナの感染拡大前と比べると２割ほど、少なくなる見込みだということです。
「ボージョレ・ヌーボー」は、フランス・ブルゴーニュ地方のボージョレ地区でその年に収穫されたぶどうを使ったワインの新酒で、ことしは１１月１８日に販売が解禁されます。
関西空港には、２４日夜、２２０ケース余り、およそ３２００本のボトルがフランスからの旅客機に積まれて到着し、税関の検査のあと、輸入元に引き渡されました。
輸入元によりますと、ことし４月に霜の被害を受けたもののその後は天候に恵まれ、糖分と酸味のバランスが取れたぶどうが収穫でき、果実の香りが口いっぱいに広がるワインができたということです。
新型コロナの影響で飲食店からの注文が減った去年と比べると、ことしは２％とわずかに輸入量を増やすとのことですが他社も含めた全体の輸入量はコロナ前のおととしと比べると２割少ないおよそ３６０万本となる見通しだということです。
輸入元のサントリーワインインターナショナルの竹舛啓介課長は「輸入量はことしも減っているが、『季節感』や『特別感』を味わいたい方に楽しんでほしい」と話していました。
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