経済的な支援が必要なひとり親家庭を対象に、寄付された生鮮食品を無償で受け取ることができる冷蔵庫が、2日から防府市に設置されました。
防府市の施設「ルルサス防府」では、経済的な支援が必要なひとり親家庭を支援しようと、市内のNPO法人が冷蔵庫を設置しました。
冷蔵庫には、NPO法人に寄付された野菜や肉など生鮮食品を保存することにしていて、スマートフォンの専用アプリで事前に利用登録すれば、中の食品を無償で受け取ることができます。
NPO法人によりますと、冷蔵庫が設置されたブースは無人にして、扉の鍵はアプリを使って開けられるということで、周囲の目を気にせず受け取ることができるとしています。
2日は、内覧会が開かれ、子育て家庭などの支援にあたっている団体や自治体の職員などが今回の取り組みを視察していました。
NPO法人では、福祉団体などを通じて市内のひとり親家庭に利用を呼びかけることにしていて、訪れた福祉団体の相談支援員は、「困っている人たちにとって優しい制度だと思いました。このあと、早速、声をかけてみたい」と話していました。
NPO法人の京井和子さんは、「コロナ禍で相談が寄せられるなかで、今回の取り組みを考えた。寄付に協力してほしい」と話しています。
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