子育て家庭の買い物を支援しようと、福山市は保育所へのお迎えに合わせてスマートフォンのアプリで購入した日用品などを受け取れる実証事業を始めました。
実証事業に参加しているのは福山市と、生活雑貨を扱う「良品計画」、福山市の「アサヒタクシー」などです。
実証事業では、保育所を利用する保護者がスマートフォンの専用アプリから商品を購入すると、タクシー会社が商品を保育所まで運び、子どものお迎えのとき受け取ることができます。
購入できるのは、レトルトカレーや化粧品、文房具など、およそ２００点で、市内中心部から１０キロから２０キロほど離れた新市町神辺町駅家町にある８つの保育所で利用できます。
新市保育所では６日、お迎えに来た保護者が早速、職員室の前に置かれた専用ボックスから注文した商品を受け取っていました。
実証事業は月に２回ほどのペースで来月末まで行われ、その後、保護者にアンケートをとるなどして事業化の検討を行うということです。
保護者は「買いに行くのが大変なので保育所で受け取れるのはありがたいです。毎日使うマスクが購入できるとより便利だと思います」と話していました。
福山市保育指導課の村上洋子課長は「保護者の要望を聞く中で買い物に行けないという声があり、実証事業を行いました。ニーズを聞き取り今後検討していきたいです」と話していました。
からの記事と詳細 ( お迎えに合わせて 子育て家庭の買い物支援事業 福山市で開始｜NHK 広島のニュース - nhk.or.jp )
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