千葉県警察本部のまとめによりますと、3月11日から17日までに県内で確認された特殊詐欺被害は2506万円でした。
被害が多かった地域は市川市で3件、千葉市や船橋市、松戸市のほか柏市などでそれぞれ2件となっています。
2月上旬、山武市に住む60代の女性の自宅に、市役所の保険課を名乗る男から電話で「医療費控除の払戻金があり、受け取るための申請書が届いているか」と連絡がありました。
女性が「受け取った覚えはない」と伝えると、男は改めて郵送すると返答します。
翌日、再び男から電話があり、「受け取るための申請書類を作成するには銀行の通帳とキャッシュカード、印鑑のほか、身分証、医療証明書が必要だ」と言われます。
女性が医療証明書などは持っていないと告げると、男から「キャッシュカードと通帳があれば銀行のATMで手続きができる」などと説明されます。
女性は、銀行の場所と手続きを行う旨を伝えたところ、男から「ATMに着いたら、電話で指示を受けてほしい」と言われました。
銀行に着いた女性が携帯電話から電話をかけると、出た男はATMの操作を指示し、女性は言われた通りに手続きを進めました。
手続き終了後、ATMから出た明細書を確認すると、全く知らない口座に90万円を振り込んだことが分かり、詐欺に遭ったことに気づいたということです。
還付金の手続きをATMで行うことはありません。
さらに携帯電話でATMを操作するよう指示してくるのは詐欺の可能性が高いです。
一度電話を切って家族や友人、警察に相談してみてください。
からの記事と詳細 ( 千葉県内の特殊詐欺警戒情報(3月20日)|NHK 千葉県のニュース - nhk.or.jp )
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