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Saturday, December 26, 2020

米国ではどう接種? コロナワクチンうった日本人医師は - 朝日新聞デジタル

 新型コロナウイルスのワクチンの接種が、欧米などで始まりました。米国テキサス大の付属病院で麻酔科医として働く山本哲(さとし)さん(44)は17日、米製薬大手ファイザーとドイツのバイオ企業ビオンテックが開発したワクチンの接種を受けました。イメージがつきにくい接種の手続きや、接種後の痛み、報道されているアレルギー反応などについて聞きました。

 ――病院ではどのような仕事をしていますか。

 2015年からテキサス州・ガルベストンにあるテキサス大医学部の付属病院で働いています。病床は約700床の大きな病院です。麻酔科の仕事はオペ室が主ですが、集中治療や救急で人工呼吸器の気管挿管をすることもあります。

 呼吸不全になった新型コロナの患者さんが病院に来ると、救急に呼ばれます。ICU(集中治療室)で人工呼吸器の管理にもかかわります。

 ――ワクチンはいつ接種しましたか。

 14日に米国でワクチン接種が始まり、16日に病院にワクチンが到着しました。その日の午後には病院で接種が始まり、私は17日朝に接種を受けました。

 病院では受ける順番を3グループに分けていて、私は1番目のグループでした。

 ――3グループはどのように分かれているのでしょうか。

 1番目が、新型コロナの患者がいる病棟のナースや集中治療医、呼吸療法士、呼吸器内科医、救急医、ウイルスにさらされるリスクのある口周りを診る耳鼻咽喉(いんこう)科、感染症にかかわる医師や研究者たちです。

 2番目は、基本的には新型コロナの患者には接しませんが、患者を診ることがあるスタッフです。緊急性のない皮膚科や医学生らが含まれます。

 3番目は患者に接することのない仕事をしている人たち。事務の方や、建物の外で働いている人たちです。

 3グループで病院内の全職員をカバーしています。

 ――どのような手続きを踏みましたか。

 1番目のグループには、接種の…

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