「当選金を受け取りませんか」などと高齢者を狙った「ニセ電話詐欺」を防いだとして、唐津市の郵便局に警察から感謝状が贈られました。
感謝状が贈られたのは唐津市厳木町の「岩屋郵便局」です。
４日は唐津警察署で贈呈式が行われ、寺戸剛署長が「窓口に相談に来た高齢女性に対し、適切な対応を行いニセ電話詐欺被害の未然防止に寄与されました」と岩屋郵便局の小柳三津子局長に感謝状を手渡しました。
警察によりますと、ことし６月、唐津市に１人で住む８０代の女性のもとに「受け取っていない当選金がある」というメールが届きました。
女性はお金を受け取る方法を教えてもらおうと岩屋郵便局を訪れましたが、職員がメールを見て文面がニセ電話詐欺のインターネットサイトへと誘導するものだと気づいて警察に通報し、被害を防いだということです。
小柳さんは「私たちは地域で唯一の金融機関なので、これからもお客様の生活を支え守る郵便局であり続けたい」と話していました。
＊小柳さんのヤナギは柳の真ん中が「夕」
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