
東京オリンピックの聖火リレーは、奈良県で2日目のリレーが行われていて、12日夜、ゴールの東大寺大仏殿に到着する予定です。
奈良県の実行委員会は、新型コロナウイルスの感染対策として、沿道では密集状態にならないよう見学するか、インターネットの中継で見るよう呼びかけています。
奈良県で2日目となる聖火リレーは、12日朝、広陵町と河合町にまたがる県営馬見丘陵公園をスタートし、昼前に吉野町の世界遺産・金峯山寺に到着しました。
寺では、およそ20人の山伏がほら貝を吹いて、聖火を迎えました。
続いて、聖火が到着した斑鳩町・法隆寺の前には、観光客らが多く詰めかけ、ボランティアが「距離を取ってください」などと呼びかけていました。
聖火ランナーに選ばれた娘を応援に来たという女性は、「家族でこの日を目標に頑張ってきたので、最高です。こんなにすばらしいところを走らせてもらえるなんて夢にも思いませんでした」と話していました。
また、大和郡山市の区間では、109歳の賀川滋子さんが、県内最高齢のランナーとして参加しました。
賀川さんは、家族が押す車いすでスタート地点に到着しました。
そして、前のランナーがやってくると立ち上がって、トーチを手に取り聖火を引きつぎました。
賀川さんは、86歳で引退するまで産婦人科医として地域医療に貢献し、今回のリレーには家族が応募しました。
賀川さんは、沿道の拍手に対し、終始、両手を大きく振って応えていました。
沿道で見守った賀川さんの娘は、「元気に聖火リレーを終えることができて、よかったです。聖火リレーへの参加が実現し、感動しました」と話していました。
奈良県での聖火リレーは続いており、12日午後8時40分ごろ、ゴールの東大寺大仏殿に到着する予定で、その後、聖火は大阪府に引き継がれます。
奈良県の実行委員会は、新型コロナウイルスの感染対策として沿道では密集状態にならないよう見学するか、インターネットの中継で見るよう呼びかけています。
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