新潟県で４日から行われた東京オリンピックの聖火リレーは、５日夜、最後のイベント「セレブレーション」が行われ、２日間の日程を終えました。
聖火リレーは４日と５日の２日間県内で行われ、すべての区間で公道を走り、およそ１７０人のランナーが糸魚川市から村上市まで１４市町村で聖火をつなぎました。
５日朝はスタート地点の長岡市で出発式が行われ、シドニーオリンピックの競泳銀メダリストで長岡市出身の中村真衣さんがスタートして２日目が始まりました。
聖火は三条市と燕市を経て、弥彦村では、ロープウェイで空中移動して日本海を一望できる弥彦山の山頂まで運ばれました。
そして新潟市では街のシンボル「萬代橋」を渡り、繁華街の古町周辺を駆け抜け、最後は新潟市陸上競技場で新潟市出身の歌手、小林幸子さんが観客席に集まったおよそ１１００人に笑顔で手を振りながらトラックを走りました。
このあと新発田市、阿賀町とつながれ午後７時半ごろにゴールとなる村上市の岩船港港湾緑地に到着しました。
会場では聖火の到着を祝う「セレブレーション」が行われ、最終ランナーが聖火皿に聖火をともして、新潟県の聖火リレーはすべての日程を終えました。
聖火リレーは６日から山形県に舞台を移します。
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