北陸の食品スーパー「アルビス」は、10Xが運営する小売EC向けプラットフォーム「Stailer」を導入し、アルビスネットスーパー「らくらくスマホオーダー」の提供を開始した。
アルビスは、北陸3県を中心に計64店舗を展開するスーパーマーケット企業。第三次中期経営計画において、ネットスーパー事業へ参入予定であることを発表していた。今回、富山県高岡市の丸の内店においてネットスーパーの提供を開始した。
10Xが提供するStailerは、小売りチェーンストア向けECプラットフォーム。エンドユーザー向けのアプリ、在庫・注文管理などのシステム、店舗・配送スタッフ向けのアプリなど、ECの開始に必要な機能を一気通貫で提供している。受取方法も自宅配送のみでなく店舗・ドライブスルー・ロッカーなどの受け取りなど、多様なかたちでのネットスーパー立ち上げに対応しており、今回は店舗受け取り型からの提供を開始した。
消費者はスマートフォンでアルビスネットスーパー 「らくらくスマホオーダー」アプリをインストールし、丸の内店を選択すると、すぐに商品を購入することができる。スマートフォン上でも店舗と同じような直感的なレイアウトで便利に商品を探すことができ、注文翌日の指定した時間帯に店舗に来店すると、すぐに商品を受け取ることができる。
同スーパーが展開する北陸エリアは、女性の就業率が全国トップクラスで共働き家庭が多いという特徴があるという。店舗受け取り型のネットスーパーを提供することで、共働きで忙しい家庭にも、「自動車通勤の帰宅途中に注文しておいた商品を受け取る」といった時短で便利な顧客体験を提供していく。
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